新居の歴史や風習 資料で振り返る 湖西で30日まで展示

 湖西市新居町の小松楼まちづくり交流館で30日まで、町の歴史や風習を紹介する展示が行われている。旧新居町の昭和の街並みや太平洋戦争の記録など、同交流館が保管する写真や資料約60点が並ぶ。

昭和時代の旧新居町の景色や過去の風習を紹介する展示=湖西市新居町の小松楼まちづくり交流館
昭和時代の旧新居町の景色や過去の風習を紹介する展示=湖西市新居町の小松楼まちづくり交流館

 昭和時代の写真は、西浜名橋の開通式や東海道新幹線開通時の新居町駅周辺など、現在では街並みが大きく変化した風景の写真をそろえた。同館周辺の俵町で「おぜんこうさま」と呼ばれた百万遍念仏の風習を伝える道具も展示した。終戦直前の1945年7月24日に、旧新居町の山中に墜落した米爆撃機の乗組員を地元住民が弔い、神宮寺に慰霊碑を建立した経緯を紹介する資料も掲示している。
 月曜休館。

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