河津の南中跡地 ドラッグストア整備へ

 河津町の南中跡地にドラッグストアが整備される方針が27日分かった。町によると、2025年1月のオープン予定。
 同跡地の活用優先交渉権者である大和リース(大阪市)と、ドラッグストア経営のクリエイトエス・ディー(横浜市)の共同提案。跡地は町有地の約3千平方メートルで、大和リースに貸与する。現在10本植えられている河津桜を数本残して屋外の休憩場所とするほか、キッチンカーの出店スペースも設ける計画という。
 町中心部の跡地は中学校閉校後約40年にわたって更地となっている。かつて文化子育て複合施設の整備が持ち上がったが、前町長の解職請求に発展。見直しを訴えた岸重宏町長が選挙で当選した経緯がある。町によると、現在の町内のドラッグストアは同じ町中心部の1店舗。

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