【みしまびと】人と人のつながりを生み出し街を活気づける場づくりに/三島市

街中を富士山の伏流水が流れる「水の都」、三島市。ここで今、人と人のつながりを生み出し、街全体を活気づけようという取り組みが行われています。

2016年に公開された家族の絆を描く映画、『惑うAfter the Rain』。

撮影は三島市で行われ、小道具の準備や雨を降らせる演出などは三島市民の手によって行われました。

手掛けたのは地域活性化を目指すNPO法人「みしまびと」です。

みしまびと 石橋みなこさん:組織とか団体の垣根を越えて、つながって、大きなこの街を盛り上げる何かをやろうと思ったときのプラットフォームとして選んだのが映画でした。人と人のつながりができたってことがこの映画を作った大きな意味だったと思います。

そんな「みしまびと」が今、力を入れているのが市の中心部にある「みしま未来研究所」。ここは、廃業した幼稚園を改装した施設で市民同士のつながりを生むことを目的としています。

地域の憩いの場となっているのが、カフェスペース。クラフトビールなどを飲みながら、ゆっくりとした時間を楽しむことができます。

利用者:ここに来て出会った人とゆっくりゆっくりつながっていって輪が広がって、私にはちょうどいいスピードで広がっていく感じ。

さらに、仕事場も併設していて、地元の経営者やフリーランスが集って意見交換もできる場となっています。

利用者:皆さん、積極的に関わろうとしてくださるので、自分もそういうスタンスがとれる。

みしまびと 石橋みなこさん:それぞれの人がこの地域になにか関わるきっかけを求めて、この『みしま未来研究所』に来ることが多いので、そういうそれぞれの人が関わりたいと思っている三島への関わり方を叶えられるような場所になれば。

交流の場を提供する「みしまびと」、「人と人のつながり」が地域の原動力となっています。

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