3月26日午後、静岡県御殿場市の解体中のホテルでブロック塀が倒れ、挟まれた男性建設作業員が意識不明の重体です。
26日午後2時すぎ、御殿場市水土野のホテル解体現場にいた男性から「塀の上半分が倒れてきて、男性作業員が両足をけがしてしまった」と119番通報がありました。
この事故で、ブロック塀に挟まれた静岡県三島市に住む建設作業員の男性(65)が病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。消防によりますと、男性は、救急隊が駆け付けた際には会話ができていて、両足のけがに加え、腰や右肩の痛みを訴えていたということです。
警察によりますと、倒れたのは、高さ2.8メートル、幅が1.6メートルのブロック塀で、現場では、数人の作業員が重機を使って建物を解体する作業をしていました。
また、ホテルのホームページによりますと、ホテルは5階建てで、2025年はじめに閉館したということです。
警察が事故が起きた原因を詳しく調べています。

