静岡県内は3月26日、各地で気温が上がり、静岡市では3月の観測史上最高となる28℃を超えたほか、黄砂が観測され見通しが悪くなりました。また、静岡地方気象台は26日、平年より2日遅くサクラの開花を発表しました。
各地で気温が上がった26日。最高気温は静岡市清水区で28.6℃、静岡市駿河区で28.2℃となり、3月の観測史上最高を記録。さらに富士市で27.2℃、三島市で26℃まで気温が上がりました。
<街の人>
「まぶしいし、暑い」
「暑くて、日焼けが心配です」
また、26日は大陸から黄砂が飛来しました。静岡市では、午後2時の時点で、水平方向での見通しが3.26キロとなり、交通への障害が出るおそれのある5キロを下回りました。
一方、静岡地方気象台では26日午前、職員が敷地内にあるソメイヨシノの標本木に開花の基準となる5、6輪以上の花が咲いているのを確認しました。平年より2日遅く2024年より4日早い開花です。
<男性>
「お、白いの咲いてるじゃん」
<写真を撮る女性3人組>
「かわいい、やっぱり、さくらはいいですね」
満開までは、約1週間から10日ほどだということです。
<静岡地方気象台 鶴橋茂大気象情報官>
「先週の金曜日ぐらいから平年をかなり上回る気温が続きましたので、その分、急激に今年は開花が進んだ形になった」