3月13日の静岡県内は、3月12日の雨から一転、川根本町で最高気温が21℃を超えるなど久々に気温が上がりました。雨からのポカポカ陽気で気になるのが「花粉」。ドラッグストアでも悩める客が急増しています。
<男性>
Q. こんな暖かい日のスポーツはどうですか?
「最高!」
3月13日の県内は高気圧に緩やかに覆われ、各地で4月並みの気温となりました。県内で最も気温が上がったのは川根本町で21.1℃。三島は2025年最高の20.8℃を記録しました。
静岡市では河津桜が見頃を迎える駿府城公園に多くの人が訪れていました。
<女性>
「きょうすごく暖かいですね。きのう雨だったのできょう久しぶりに晴れてお出かけしようと思いました」
<男性>
「最近は寒かったので出てきてなかったんですけど、きょうは暖かいかなと思って外に出てきました」
<男性>
「奥さんの手作り弁当です。暖かいもとで食べるのはおいしいです」
過ごしやすい1日となった一方、外に出たくないという人もいたのではないでしょうか。
<社会部 山口駿平記者>
「気温の急上昇により、心配になるのがやはり花粉です。花粉症の私も朝から鼻がムズムズします」
3月12日の雨で地面に落ちた花粉は、3月13日の気温の上昇で空気中に舞い上がり、花粉症の人にとっては頭を抱えたくなるような状況となりました。ドラッグストアの店長は花粉症に関わる商品を求める人が急に増えたと話します。
<杏林堂小鹿店 中村圭店長>
「きょうからお客様も増えていますし、今週も非常に花粉が飛ぶということで、お客様が増えると思っています」
Q. どういうものが売れていますか?
「即効性のある薬を求めているお客さんが多いです」
症状を和らげる薬のほか、事前に対策するグッズも人気です。顔にかけて花粉をブロックするスプレーなどは今週に入ってから売り上げは急激に伸びたそうです。
普段の生活のなかでできる対策もあります。
<杏林堂小鹿店 中村店長>
「花粉を持ち込まないということで、洗濯物を室内で干すとか、帰ってからすぐ選択するとか、風呂に入るなどして物理的に花粉をシャットアウトとするといいと思います」
今週末にかけて花粉症シーズンはピークを迎えると予想されています。寒さが徐々に和らぐ一方、多くの人が花粉と向き合う日々はしばらく続きそうです。