3月11日夜、静岡県牧之原市で、夜間に巨大地震が発生したことを想定した避難訓練が行われました。
牧之原市は、夜に地震が起きたことを想定した市内全域での訓練を定期的に行っています。
11日の訓練は、駿河トラフから南海トラフを震源域とする震度7の地震が市内で観測された想定で行われました。
地震発生の数分後には大津波警報が発表された想定で、参加した市民は雨のなか避難場所に向かいました。
市内25の自主防災会から約6500人が参加し、それぞれの地区で住民の避難の状況を把握する流れなどを確認しました。
<牧之原市危機管理課 曽根由多さん>
「非常持ち出し品は常に出しやすいところに置いていただいて、その中には防寒着等も古いものでよいので、そういった対策を取っていただきたい」
<牧之原市 杉本基久雄市長>
「まずは命を守るということで、1秒1分でも早く避難する。その意識を市民の皆さんに植え付けることが大事」
牧之原市は、今後も夜間の避難訓練を続けていく方針です。

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