「ダウンを着ても寒い」強い寒気で静岡県内も各地で雪景色 東名・新東名は『予防的通行止め』県境ではタイヤの確認も

3月4日は静岡県東部や伊豆などの山間部を中心に広い範囲で午後から雪となっています。雪が降り続いている御殿場市内で取材をしている東部総局の金原記者と中継をつなぎます。

<中継:東部総局 金原一隆記者>
私はJR御殿場駅前に来ています。駅前にある温度計は氷点下1度、雪が顔に張り付いて非常に冷たく体が縮こまるようです。

午後、東名高速道路を北に走ると裾野市あたりからみぞれまじりになり、午後2時頃に御殿場市内は雪に変わりました。4時間ほど雪が降り続いていて、道路や植え込みなどはすっかり白くなりました。

車の屋根やフロントガラスに雪が積もっていて、ドライバーの運転も慎重になっています。

<金原記者>
「東名高速道路の御殿場インター付近です。先ほどまでの雨が雪に変わりました。雪が窓ガラスに吹き付けるようになってきました」

御殿場市内は午後2時頃から雪が降り始めました。行き交う人たちは厚手の上着やマフラー姿で寒さに身を縮めていて、迎えに来た車に飛び乗る人の姿もありました。

<街の人>
「寒すぎますね。滑りにくい靴を履いてはいるんですけど、ダウンを着てしっかり着込んでいる感じですね。でも寒い」

生徒はカイロを5個持参したと話していました。

<金原記者>
「午後4時、東名御殿場インターです。これから大雪になるおそれがるとして、交通の混乱を予防するための通行止めが始まろうとしています」

ネクスコ中日本は警報級の大雪が見込まれるため、東名と新東名の一部区間で予防的通行止めを午後4時頃から開始。御殿場インターでは掲示板に「雪通行止め」が表示され、入り口付近は閉鎖されました。

<作業員>
「すみません忙しい中。タイヤ大丈夫ですね。お気をつけて」

山梨県の県境に近い静岡県富士宮市の国道139号では、3月4日午後4時から国交省が通行する車両に対して、スタッドレスタイヤなどの冬装備をしているかの点検をしていきました。山梨方面に向かう車両で、冬装備をしていない場合は『朝霧さわやかパーキング』で折り返しとなっています。

<中継:金原記者>
再びJR御殿場駅前です。雪の強さが一段と増してきたかもしれません。明るいうちは、雪が降っても道路に落ちて解けていましたが、この時間、道に降った雪がほとんど解けず、どんどん白く積もっているようにみえます。

これから道路や歩道などに雪が積もっていく恐れがあります。不要不急の外出は控えて、最新の気象情報や交通情報に注意するようにしてください。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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