全国各地でインフラの老朽化によるトラブルが相次ぐなか、静岡県掛川市で2月26日に下水道管の定期点検が行われ、自走式カメラを使って管に腐食などがないか確認しました。
掛川市は下水道管の点検を5年に1度のペースで行っています。下水道管は直径0.8メートルと狭く人の立ち入りが難しいため、調査にはライトのついた自走式のカメラを使用します。担当者はモニターを通して内部の様子を確認しました。
調査では管と管の継ぎ目などに腐食がないかや、中に堆積物がないか、外から水が浸入していないかなどを丁寧にチェックしました。
<掛川市上下水道部 渡辺和華技術補>
「下水道管の異常は生活に大きくかかわってしまう。点検したり、異常箇所はすぐに対処するというかたちで、皆さんの生活を守っていけたら」
掛川市は今回1.7キロの下水道管を調査する予定で、交通量の多い場所では夜に調査を実施します。