2月23日は「富士山の日」です。静岡県松崎町では富士山の御祭神「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」と雲見地区にまつられる姉の「磐長姫(いわながひめ)」との仲直りの儀が行われました。
「世界でいちばん富士山がきれいに見える町宣言」をした松崎町の雲見地区には富士山にまつられる「木花咲耶姫」への嫉妬から姉の「磐長姫」がこの地に来たとされています。
「仲直りの儀」は姉妹を仲直りさせることで世界平和と繁栄を祈願しようと毎年、2月23日の「富士山の日」に行っています。神事には富士山がある富士宮市の須藤秀忠市長も参列し「磐長姫」の面をつけた雲見浅間神社の神職が仲直りの願いを込め富士山に向かって語りかけました。
<「世界でいちばん富士山がきれいに見える町宣言」端山晋一会長>
「磐長姫と木花咲耶姫が仲直りしてくれて、素晴らしいこのエネルギーが日本中、世界中に広がってくれたらうれしいなと思います」
<富士宮市 須藤秀忠市長>
「富士宮市は富士山のある街。磐長姫は海のある町ですから、いろんな交流をする意味でも意義があると思いますし、子どもたちの交流も盛んにさせたいと思います」
神事の後は餅まきが行われ、関係者らは仲直りがかなうことを願いました。