2020年7月の豪雨で被災し復旧工事で2024年5月から通行止めとなっていた浜松市天竜区にある国道152号秋葉トンネルについて、浜松市は2025年2月28日午後4時から通行を再開すると発表しました。
約9か月ぶりに通行が再開するのは、浜松市天竜区龍山町大嶺地内から西雲名地内の国道152号秋葉トンネル(約900メートル)です。
秋葉トンネルは、2020年7月に発生した豪雨による地すべりの影響で内部に亀裂が発生したため、2024年5月15日から全面通行止めに復旧工事が進められていました。
現在は、トンネル脇の県道や市道など、約2.7キロメートルのう回路を走らなければならない状況です。
浜松市によりますと、通行を再開した後も、龍山雨量観測所の連続雨量が100ミリを超えたり震度4を超える地震が発生したりする場合は、安全性を考慮し全面通行止めにするということです。
また一部の工事が残っているため、通行再開後も午後9時から午前5時頃にかけては片側交通規制をして工事を進める計画で、全ての工事が完了するのは3月中旬の見込みとしています。
浜松市は今後「国道152号秋葉トンネル災害対策検討委員会」を設置し、このエリアの地すべりの観測体制などについて協議を進めていく方針です。

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