放射性物質放出を想定し原子力防災センターで図上訓練 浜岡原発周辺の11市町の職員・中部電力の担当者など参加 =静岡

南海トラフ巨大地震が発生し、浜岡原子力発電所で重大な事故が発生したことを想定した訓練が1月29日、静岡県牧之原市で行われました。能登半島地震の課題を踏まえ主要道路の寸断などを想定して臨みました。

最大震度7の地震が発生し浜岡原発4号機の原子炉の冷却機能が制御出来なくなり、放射性物質が外部に漏れ出すという想定で行われた図上訓練。国や県をはじめ、浜岡原発周辺の11市町の職員らに加え中部電力の担当者など参加しました。

訓練では広域避難計画に基づいて、31キロ圏内に住む住民の一部を、避難させるため各地域の放射線量や被害情報を収集していきました。

また能登半島地震の課題を踏まえ主要道路の寸断などを想定し、最適な迂回ルートも検討しました。2月2日には住民も参加する実動訓練が実施されます。

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