静岡にもうれしい春の便りが届きました。3月開幕する選抜高校野球大会の出場校全32校が1月24日に発表され、静岡県内からは、常葉大菊川高校が2年ぶりに甲子園の舞台に立つことが決まりました。
「甲子園頑張るぞ」
「だーーー!!」
2024年秋の県大会で優勝した常葉大菊川高校は、東海大会でも準優勝と結果を残し、2年ぶり6度目のセンバツ切符を手にしました。
1月24日に行われたセンバツの選考委員会。高校では石岡監督が野球部を代表し、ライブ配信を見守りました。
<選考委員>
「東海地区はですね、1校目に大垣日本大学高校、2校目に常葉大学附属菊川高校、3校目に至学館高校を選出しました」
発表後、吉報を待つ選手たちに加藤校長が報告しました。
<常葉大菊川高校 加藤校長>
「甲子園への出場が決定しました。まずはおめでとう!」
「…うぉ(笑)」
2025年の常葉大菊川、売りのひとつが打力。秋の大会のチーム打率は3割2分6厘をマークしました。県大会決勝の掛川西戦では、初回に4安打で6得点の集中打を放つなど、圧倒的な攻撃をみせました。
さらに東海大会でも3試合すべての試合で二ケタ安打を放ち強打を印象づけました。一方、守りでは、エースの大村の好投が光りました。大村は県大会と東海大会でおよそ50イニングを投げ、与えた四死球はわずか4つ。優れた制球力で試合をつくりました。
「甲子園行くぞ!」
「おー!!」
投打充実の常葉大菊川、東海大会準優勝という実績が評価され、2年ぶり6度目のセンバツ切符を手にしました。
「行くぞ!」
「おー!!」
春のセンバツ、組み合わせ抽選会は3月7日、大会は3月18日から阪神甲子園球場で行われます。