震災の教訓を生かそうと、1月17日は静岡県内でも様々な防災訓練が行われました。静岡県下田市の認定こども園では、給食の時間に地震が起きた想定で避難訓練がありました。
「訓練です。地震です、地震です」
下田認定こども園では年に1回、給食中に地震が起きた想定で訓練をしています。教室では園児たちがチャイムを聞いて食事をやめ、「地震です」というアナウンスで一斉にテーブルの下に隠れました。
その後、園児たちを集め、地震はいつ来るか分からないことや、逃げる時の約束事などを確認しました。
<園児>
Q. 避難訓練はどうでしたか?
「怖かった」
Q. 地震が来たらどうする?
「すぐにテーブルの下に隠れる」
<下田認定こども園 土屋恵美園長>
「大きな地震がいつ来るか分からないということで、こういう訓練の大切さとか(大震災が)あったということを伝えてほしいということを職員とも打ち合わせで話し合いました」
阪神・淡路大震災から30年の節目の日に訓練ができたこともあり、職員も子どもたちも備えの大切さを感じていました。