阪神・淡路大震災から1月17日で30年です。静岡県下田市の小学校では16日、防災教室が行われ、子どもたちは起震車に乗り、激しい揺れを体験しました。
下田市立大賀茂小学校(下田市大賀茂)では毎年この時期、防災教室を行っています。子どもたちは、過去の大地震や南海トラフ地震での被害予想などを教わり、地震発生時にどのような行動を取ればいいかを学びました。起震車体験では、震度6強の揺れに耐えながら、子どもたちは頭を低くして、テーブルの脚にしがみついていました。
<女子児童>
「結構怖かったし、テーブルを最初やさしめにつかんでいたから、結構揺れたけど、結構ガッシリつかまないと揺れちゃうのかなと思った」
<大賀茂小学校 山梨美恵子校長>
「(あすで阪神・淡路大震災から30年)子どもたちはまったく知らない地震なので、このタイミングは良かった。子どもたちには何回伝えても必要なことだと思うので(防災教室を)継続していきたい」
主催した静岡県賀茂地域局は、今後も管内の小中学校などで防災教室を続ける予定です。