1月13日、静岡県沼津市の海岸で新年恒例の「みそぎ祭り」が開かれました。別名、「男がオトコを磨く祭り」です。
「かしこみかしこみもうす」
「厳冬海中みそぎ祭り」は、天下泰平と五穀豊穣を願って行われる新年の伝統行事です。「猿田彦」と呼ばれる先導役が、「神男」と呼ばれるふんどし姿の男たちを率いて、真冬の海に入ることから別名「男がオトコを磨く祭り」とも言われています。
「えんやーこーら、どっこいしょ」
1月13日は、静岡県内外から20代から60代の男性が参加し、大きな掛け声を出して神輿を担ぎながら海へと入っていき、身を清めていきました。
<参加者の神男>
「思ったより海が冷たくて大変でした」
<猿田彦役の参加者>
「大役を任せられたんですけども、無事に終わってほっとしました。世の中、また騒がしい事とか、大変な事がありますけれども、それぞれの皆さんが健康で一年健やかに過ごせることを祈念いたします」
祭りの最後には神男たちによる餅まきが行われ、会場は多くの人で賑わいました。