
東名高速の冬用タイヤ未装着率は45% 小型車は約70%…ネクスコ中日本が足柄サービスエリアなどで調査

中日本高速道路(ネクスコ中日本)東京支社と八王子支社は1月10日、東名高速、中央道・長野道で年末に実施した冬用タイヤ(スタッドレスタイヤなど)の装着率調査の結果を公表しました。
足柄サービスエリア上り(静岡県御殿場市)と中井パーキングエリア下り(神奈川県中井町)で調査を行った東名高速では、全体で45%の車両が冬用タイヤを装着していませんでした。

特に小型車では、足柄SAで67%、中井PAでは72%、平均で69%が未装着でした。また、長距離移動が多いトラックやバスなどの大型車両の未装着率は、2か所平均で3%でした。
降雪や積雪の多い中央道・長野道でも、冬用タイヤの未装着率は全体で12%、小型車は17%にのぼりました。
ノーマルタイヤなど、すべり止めの措置をとっていない状態での雪道走行は法令違反で、普通車の場合、罰金6,000円が科されます(大型車7,000円、原付車5,000円)

ネクスコ中日本では、雪の高速道路は1台でも自力走行が不能になった車両が出た場合、長時間の渋滞や通行止めにつながる可能性があるとして、高速道路を利用する場合は冬用タイヤを必ず装着するよう呼びかけています。
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