静岡県警の山岳遭難救助隊が12月2日、冬山シーズンの山岳遭難の発生に備え、南アルプスでの救助訓練に出発しました。
県警の山岳遭難救助隊は12月から2025年2月末までの「冬山シーズン」に備え、南アルプスで2日から合わせて10日間、救助訓練を行います。
長距離の歩行訓練や雪の上を歩く雪稜登はん訓練など、過酷な状況下で発生する山岳遭難を想定しています。
冬山シーズンは、山岳遭難者が死亡、または行方不明になる危険性が夏山シーズンの約7倍に増加するということです。
※山岳遭難者における、死者・行方不明者の割合
夏:260人中、2.7% 冬:56人中、19.7%
県警は冬山で登山をする際は、無理のない登山計画を立て、備えを徹底するよう呼び掛けています。

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