野党最大の支持母体である連合静岡は11月20日、会合を開き2025年に行われる参院選に出馬予定の国民民主党・榛葉幹事長の推薦について議論する予定でしたが、持ち越しとなりました。そのワケは、委員から出た慎重な声でした。
11月20日、執行委員会を開いた連合静岡。衆院選の総括をしたほか、2025年の菊川市長選などで推薦する候補予定者を決定しました。
さらに、2025年7月の参院選に出馬を予定している国民民主党の榛葉賀津也幹事長の推薦についても議論される予定でしたが、委員から慎重な声が出たことから議論は持ち越されることになりました。
<連合静岡 角山雅典会長>
「今の状況を見ていると、国民民主党が立憲民主党の政策に対して相容れない、絶対譲れないみたいな。一方的な話ばっかりになっちゃっているので、ちゃんと協議をしてもらいたい」
一方、国民民主党が旗振り役となった「年収103万円の壁」が見直されることについては。
<連合静岡 角山雅典会長>
「地方の首長が地方財源が減ると、そこは国民民主党は『心配しなくてもいいですよ』って話しているけど、中身がちゃんと示されていない」
角山会長は、「考えるのは与党だと言うのは無責任ではないか」と不満を述べました。