10月31日午前、浜松市天竜区で停車中の無人の小型パトカーが路線バスに接触する事故がありました。パトカーのシフトレバーがドライブに入ったままだったことが原因とみられています。
警察によりますと、10月31日午前8時15分頃、浜松市天竜区二俣町二俣の市道の脇に、工事車両が駐車していたのをパトカーに乗った警察官が発見しました。
警察官は、危険なので車を動かすよう呼びかけるためにパトカーを降りました。

この際、サイドブレーキはかけていたもののシフトレバーがドライブに入ったままだったことからパトカーはゆっくりと5メートルほど進んでしまい対向車線にいた路線バスの右側部に接触したということです。
バスには20人から30人ほどの乗客がいましたが、けが人はいなかったということです。
警察官は1人でパトロールしていて、工事車両を移動させるよう呼びかけていたため、パトカーが動いていたことに気づかなかったと話しているということです。
天竜警察署は再発防止に向けて安全確認の徹底などを図っていくとしています。