異例の短期決戦となる衆院選は、いよいよ10月15日に公示を迎えます。静岡県内で唯一、与野党の一騎打ちが予想される静岡4区では10月14日も立候補予定者たちが地元で奔走しました。

10月14日、静岡市清水区の行事に参加していたのは、自民党の前職、深沢陽一氏です。子どもたちや祭り関係者などとの交流しました。
<自民党・前職 深沢陽一氏>
「地元のさまざまな要望にこれからもしっかりと国政の立場で応えていきたいと思います」
10月15日から始まる選挙戦では、防災や経済対策を中心に訴えていく考えです。

<自民党・前職 深沢陽一氏>
「私は地元の防災対策、経済対策というものを今回は柱と言いますか、メインに掲げてますので、地方の活性化、安心安全、この部分をしっかりと訴えてまいりたいと思います」
一方、国民民主党の前職、田中健氏の事務所ではー。

<田中健氏の事務所 選挙スタッフ>
Q.今何をしている?
「皆さんに手渡しで配るチラシを折っています」
異例の短期決戦で通常よりも準備期間が短く、連日、バタバタで作業を進めているといいます。
<田中健氏の事務所 選挙スタッフ>
「もうバタバタです本当に。今日も終わるのかと思いながらやり始めたが何とかなりそうです」
自民候補との一騎打ちが予想される田中氏ですが、選挙戦では特に「政治とカネ」の問題を追及する姿勢です。

<国民民主党・前職 田中健氏>
「今回の自民党の裏金と統一教会の2つの闇をしっかり明らかにすると、そしてけじめをつけると。この3日間、(地元の)お祭りや運動会に出てまいりましたけども、そこでも『政治とカネの問題にしっかり取り組んでほしい』という声が大変に多かったので、そこにしっかり取り組んでいきたい」
10月27日投開票の衆院選は10月15日、公示を迎えます。