イチゴが特産の静岡県伊豆の国市で小学校の児童たちがイチゴの苗の植え付け作業に取り組みました。2024年は、夏の暑さの影響で苗の植え付け時期が少し遅くなっていますが、12月頃には出荷が始まる見込みです。
JAふじ伊豆青壮年部では、地元の子どもたちに楽しみながら農業に親しんでもらおうと食を支える農業を学ぶ食農教育に力を入れています。10月3日は、伊豆の国市立長岡北小学校のビニールハウスに伊豆の国市特産のイチゴ「紅ほっぺ」の苗450本が用意されました。
「深く掘ってね。こっちの『ランナー』を奥にして、最後に土を戻す。分かった?」
児童たちは入学以来、イチゴ栽培を学習していて、4年生から6年生が低学年の児童に教えながら植えていきました。
<6年生と1年生の児童>
「楽しかったです」
「6年間やってきて最後かな多分。1年生とできて楽しかったし、思い出にもなりました」
「12月くらいですかね。給食で多分出る、取って食べれると思うので楽しみにしたいと思います」
<JAふじ伊豆青壮年部 永倉玄太部会長>
「もちろん、伊豆の国としてイチゴは主な特産品になると思いますので、そのことをよく理解していただいて、とにかくおいしく楽しく育ててもらいたい」
伊豆の国市のイチゴは夏の暑さが影響し、苗を植え付ける時期が例年よりも少し遅れているということですが、クリスマスシーズンの12月には出荷が始まる見込みです。