静岡市議会が9月17日開会し、新型コロナワクチンの定期予防接種事業や清水庁舎の再編事業などを盛り込んだ補正予算案が提出されました。
17日から始まった静岡市議会9月定例会では、補正予算案など39の議案が提出されました。
9月予算案の一般会計は56億3800万円余りで、前の年度より約15億2000万円増額となっています。

<静岡市 大長義之副市長>
「新型コロナワクチンの定期予防接に要する経費の増額などを計上するものです」
主な事業として、新型コロナワクチン予防接種事業に14億3300万円余り、蒲原小中一貫校建設事業に6億1700万円などが計上されています。

また、老朽化が進む清水庁舎では南海トラフ巨大地震の余震で倒壊の可能性があるとする耐震結果が出たため、一部の部局を一時的に移転させるため1億600万円を計上しています。
市議会9月定例会は10月15日まで行われます。