
国会議員票367票+党員・党友票367票で争う過半数 獲らねば決選投票に 自民党総裁選の仕組み

9月12日に告示された自民党総裁選の投開票の仕組みを確認します。総裁選は、1人1票の国会議員の票=367票と党員・党友による投票数を各都道府県連が集計し、自民党本部でまとめて配分を決める党員票の367票、あわせて734票で争われます。ここで過半数を取る候補が出なければ、上位2人の決選投票となります。
決選投票は、国会議員の367票に加え、各都道府県連に割り振られた47票で、多数を獲った人が当選となります。

9月27日が投開票です。現在の岸田文雄総裁の任期は9月末で満了し、国会では新しい総理大臣が指名されることになります。
その後、衆議院の解散・総選挙へどう進むのか、注目されます。

<法政大学大学院 白鳥浩教授>
「有力な候補者の多くが早期の解散総選挙ということを言っています。その早期の解散総選挙ということで、今有力視されているのが10月27日に解散総選挙をやるか、あるいは連休の後の11月10日に解散総選挙があるのではないかということが永田町の中では濃厚なようですね」
<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
「10月11月あたりが怪しいということでしたが、白鳥さんとしてはどのタイミングが望ましいと考えますか」
<法政大学大学院 白鳥浩教授>
「総裁選は首相選挙でもあるんですが、これは自民党員だけで選んでいますので、果たしてその首相が国民に本当に信頼される政権の正統性を担保するためには、早期の解散総選挙ということが必要になるんだろうというふうに思います」
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