熱戦続くパリパラリンピック。ボッチャ団体に出場している静岡県伊東市出身・杉村英孝選手が準々決勝でスーパープレーを見せました。
3位決定戦では韓国に勝利し、見事に銅メダルを獲得しました。
ボッチャの混合団体準々決勝。日本はブラジルと対戦しました。
静岡県伊東市出身・杉村英孝選手はキャプテンマークを巻きチームをけん引します。ボッチャはジャックボールと呼ばれる白い球にどれだけ近づけられるかを競う競技です。
日本の青ボールよりもブラジルの赤ボールの方が1球ジャックボールの近くにあると、ブラジルに1点が入ります。
日本は3点ビハインドで最終の第6エンドへ。
このままでは2点しか取れず日本の敗退が決まる場面。託されたのは、杉村選手でした。
ジャックボールを押し出す起死回生のスーパーショット。日本、土壇場で同点に追いつきます。
試合は、タイブレークへ。ここでも杉村選手が日本を引っ張ります。そして…。
最後まで諦めなかった日本が劇的な逆転勝利!
続く準決勝では敗れたものの、3位決定戦へと駒を進めました。
予選を勝ち抜いた日本は準々決勝でブラジルに逆転勝ち、準決勝でインドネシアには敗れましたが、韓国と3位決定戦で見事勝利し、銅メダルを獲得。どんな逆境でも諦めない強い心が実を結びました。