
静岡県も富士山「入山料徴収」条例制定へ 9月下旬から現地調査 来夏シーズンからの導入目指す

富士山の入山料徴収や通行時間の規制を盛り込んだ条例制定に向け、静岡県が9月下旬から現地調査を行うことがわかりました。来シーズンからの導入を目指します。
富士山の入山管理をめぐり、静岡県は、2024年の夏山シーズンから登山者全員に対する「事前登録システム」の運用を始めていますが、あくまで「任意」です。一方、山梨県では、条例で2000円の通行料を義務づけるなど、静岡側と山梨側で対応が異なっています。
静岡県は、山梨の規制が弾丸登山の抑止に効果があったと評価し、閉山後の9月下旬から、条例の制定に向けた現地調査を行うことがわかりました。ゲートをつくるための形状の確認などを行うということです。
条例では、入山料の徴収と登山者登録の義務化、通行時間の規制を検討していて、地元関係者と協議しながら、11月まで調査を継続するとしています。
来シーズンからの導入を視野に、2025年2月議会での条例制定を目指します。
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