「国が責任をもってやっていただく方がいい」“災害避難所”の体育館にエアコン設置を 海辺の市長が切実な訴え 整備に数億円以上の費用が=静岡・下田市

避難所となる体育館には、エアコンが必要ではないか。静岡県下田市の松木正一郎市長は、先日発表された南海トラフ地震臨時情報を振り返り、国にエアコン設置を求めました。

<下田市 松木正一郎市長>
「政府の方に体育館のクーラーの設置、空調設備の整備をお願いしたらどうだろうと」

9月8日に発表された南海トラフ地震臨時情報巨大地震注意では、日頃からの備えの再確認が呼びかけられました。

避難を呼びかける情報ではありませんでしたが、体育館を開いた西日本の一部の地域では、暑さに耐えられないと判断した例がありました。

<下田市 松木正一郎市長>
「全国一律でですね。(体育館の)居住性能を上げる。命をつなげることを国が責任をもってやっていただく方がいいんじゃないか」

下田市内の体育館にエアコンの設備はなく、新たに設置するには、数億円以上の費用がかかるということです。

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