「指紋がたくさん出てくる」子どもたちが鑑識作業に挑戦 警察官から"正義"の仕事学ぶ=静岡・下田市

静岡県下田市の警察署で8月20日、小学生が警察官の仕事を学び、鑑識作業に挑戦しました。このイベントは子どもたちに警察官の仕事への理解を深めてもらおうと県が主催したものです。

下田警察署には地元の小学生約20人と保護者が集まり、警察官の仕事について説明を受けました。

子どもたちは警察官の指導のもと鑑識の作業に挑戦。粉を振って指紋を浮かび上がらせ、犯人の検挙に向けた流れを学びました。

<参加した児童>
Q.どんなところが楽しかった?
「指紋がたくさん出てくるところ」

<警察官>
「うわ、上手に出たねえ」

続いて学んだのは、逮捕術です。柔道着を着た警察官が、ナイフを持つ相手を押さえつけて、逮捕する様子を実演しました。

<児童>
「ヤッホー」

最後はパトカーに体験乗車し、子どもたちは特別な時間を過ごしました。

<児童>
「いろいろすごいものがあって、すごかったです」
<児童>
「警察官になったみたい」

<下田警察署 長沼明夫警務課長>
「きょうの受講者の中から、将来の警察官を目指してくださる人が1人でもいれば、幸いだと思っています」

下田警察署では今後も希望に応じて、地元の子どもたちに向けた体験講座を開催したいとしています。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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