マッチングアプリで知り合った男にインターネットショップ経営を誘われ…30代女性が約1,200万円を騙し取られる被害=静岡県警

30代の女性が、マッチングアプリで知り合った男からインターネット通販ショップの経営を勧められ、現金約1,200万円をだまし取られました。警察はSNS型ロマンス詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは、静岡県沼津市に住む30代の女性です。警察によりますと、女性は5月中旬、マッチングアプリで知り合った男性からインターネットショップの経営を勧められました。

インターネットショップは在庫を持たず、客からの注文を受けて、商品を仕入れるシステムのもので、男性に恋愛感情を持った女性は言われるがまま、ショップの仕入れ状況や収入が分かるサイトを登録したといいます。

実際に売上が女性の口座に振り込まれたことから、女性は男性を信用し、商品の仕入れに必要な金や手数料代を合計15回にわたって、男性が指定した個人名義や法人名義などの複数の口座に振り込みました。

しかし、途中から売上を口座から引き落とせなくなったため、女性は不審に思い、家族や消費生活センターに相談。詐欺だと指摘され、警察に相談したことで事件が発覚しました。女性がだまし取られた額は、合計1,200万円にのぼりました。

警察では「マッチングアプリを通じて知り合ったものからの副業や投資の勧誘は詐欺」「振り込み先口座が個人名義や外国人名義である場合や、毎回振り込み先が変わる場合も詐欺」と呼びかけています。

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