南海トラフ「巨大地震注意」発表から1週間 地震活動変化なければ15日夕方で注意呼びかけ終了へ
南海トラフ地震臨時情報の発表から8月15日で1週間です。防災対応の呼びかけは地震活動などに変化がなければ、15日夕方に終了する見通しです。
2024年8月8日に発生した宮崎県の日向灘を震源とする地震を受けて南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表され、1週間を目安に地震への警戒レベルを上げるよう呼び掛けられていました。
政府は15日午前、「このまま地震活動や地殻変動に特段の変化が観測されなければ、15日午後5時で特別な注意の呼びかけは終了する」と発表しました。
一方で、大規模地震の可能性がなくなるわけではないとして、「日頃の地震への備えを定期的に確認してほしい」としています。
静岡県は夜間・休日を含めた120人程度の警戒体制を維持してきましたが、15日午後5時をもって全面解除する方針です。
また、臨時情報の発表から速度を落として運行していた東海道新幹線も、午後5時をもって通常通りの運転に戻す方針です。
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