臨時情報に台風も…落ち着かない"お盆休み" 「心配なので早めに帰る」東海道新幹線は16日の運転取りやめ=静岡県

お盆休みも中盤に入り、静岡県内各地は8月14日も多くの人で賑わいました。
一方で、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が引き続き発表されているほか、台風の接近もあり、少々落ち着かないお盆となっています。

下田のお盆の風物詩、「太鼓祭り」として知られる下田八幡神社の例大祭が8月14日から始まりました。

11基の木の枠組みを両側から一気に押し上げてつくる「太鼓橋」ができあがると、大きな歓声がわき起こりました。

<祭りの参加者>
Q.太鼓橋の魅力は?
「やっぱり一体感ですよね。担いでいる全員が一つになるという感じですね」

一方で気になるのが、南海トラフ地震臨時情報。祭りの舞台・下田市の市街地は最大33メートルの津波が想定されています。

<観衆>
Q.大地震発生時にはどうする?
「そこまでまだ考えてないですけどね、とりあえず、いざとなったらその時によって判断します」

<祭典執行委員長 原成治さん>
「万が一、大津波警報が出た場合には、直ちに中止ということで、安全な場所、高台等に観光客を誘導するということになっております」

一方、JR静岡駅はお盆休みをふるさとなどで過ごした人のUターンで、8月14日も混雑しました。

8月15日の夕方まで続く見込みの南海トラフ地震臨時情報とともに、乗客が気にしていたのが台風の進路です。

<横浜から帰省していた男性>
「台風の影響でバイトがどうなるかわからないので(帰ることにした)。大学最後の夏休みだったので、ゆっくりしたいなというところがあったんですけど」

JR東海によりますと、沿線での大雨や強風が予想されるため、8月16日始発から東京~名古屋間で、東海道新幹線は運転を取りやめると発表しました。

<東京に遊びに行く親子>
「本当は1泊して帰ってこようと思ったが(台風が)心配なので、(きょうの)遅い新幹線で帰ってこようかなと思った」

そしてこちらは8月14日午後6時の静岡市清水区由比の様子です。
ネクスコ中日本によりますと、台風7号の影響で静岡県内区間でも通行止めなどの交通規制を行う可能性があるということです。

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