フェンシングで金2つを含む5つのメダルラッシュ 大躍進の陰に「沼津」あり=静岡【パリ五輪】

日本選手の奮闘が続くパリオリンピック™ですが、中でも、メダルラッシュとなったのがフェンシングです。このフェンシング代表チーム躍進の陰に静岡県沼津市があることをご存じでしょうか。

パリオリンピック最大のサプライズといえるのが、フェンシングの大躍進。金2つを含む5つものメダルを獲得しました。

パリからおよそ9600キロ離れた沼津市です。

<東部総局 竹川知佳記者>
「沼津駅北口を出てすぐにある、ショッピングモールの3階です。ゲームセンターのすぐ隣にフェンシングの練習ができる施設があります」

東京オリンピックの年にできた「F3BASE」。常設のフェンシング施設です。8月6日は、都内からやってきた中学生と高校生が合宿を行っていました。

実はこの施設、フェンシング日本代表がオリンピック前最後の国内合宿を行った場所。沼津市では、日本フェンシング協会と連携協定を結んでいて、代表選手は毎年、ここで練習を積んできました。沼津は、今回のメダルラッシュを支えたといっても過言ではありません。

メダリストたちと同じ場所でトレーニングできるとあって、中高生たちも胸を躍らせています。

<フェンシング部の高校生>
「のびのびとしたフェンシングがここでしかできないので、かなり重宝しているというかすごい練習になっている」

<フェンシング部の中学生>
「僕も負けないぞという気持ちでこれからも練習に取り組みたいと思う」

パリでの大躍進を影で支えた沼津市。次の目標は世界で活躍する沼津出身の選手を生み出すことです。

<沼津市ウィズスポーツ課 後藤雄大主事>
「すそ野を広げるとなると、競技人口が増えて、教える人たちも必要になってきますので、受け皿をつくるというのは、沼津市としても大切かなと思っております」

<沼津市 頼重秀一市長>
「この沼津の地、静岡県東部地域からアスリート、トップアスリート、そしてオリンピアンを誕生させる。もっと言うと、沼津出身の金メダリストを誕生させることが目的であります」

シズサカ シズサカ

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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