
「なぜ静岡市が入っていないのかな」難波静岡市長 大井川流域市町と静岡県との会合に「参加したい」 鈴木知事今後の開催を検討へ=静岡【リニア問題】

リニア工事をめぐる静岡県と大井川流域の議論の在り方について、静岡市の難波市長が疑問を投げかけました。7月23日に鈴木知事と流域側が開いた意見交換会に静岡市が呼ばれなかったため、難波市長は次回以降の参加を申し入れたことを明らかにしました。
<静岡市 難波喬司市長>
「今回(大井川)流域市町の首長との意見交換という形で発表されていましたが、静岡市も流域市町なんですね、“流域市”なんです。なぜ静岡市が入っていないのかなと私は率直に疑問に思いました」
静岡市の難波市長が参加したいと強く求めたのは、リニア工事をめぐる県と大井川流域との意見交換の会合です。
<鈴木康友知事>
「引き続きJR東海に対しましては真摯に、緊張感を持って対応して頂けるように求めていきたいと思っております」
7月23日、リニア新幹線の静岡工区をめぐり、鈴木知事と大井川流域の市長・町長が開いた初の意見交換会。そこに、県の副知事時代、リニア問題で陣頭指揮を執ってきた難波市長の姿はありませんでした。難波市長は会合後、県に対して次回以降の参加を要請したといいます。
<静岡市 難波喬司市長>
「これからは一緒に、意見交換に参加できればいいかなと思っています」
鈴木知事からは「意見交換会の中で静岡市との情報共有を望む声が上がったため、今後静岡市を含めた開催を検討する」との返答があったということです。
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