富士山の山梨県側で7月23日、登山者の死亡が確認され、静岡県の鈴木知事は改めて無理な登山をしないよう注意を促しました。
<静岡県 鈴木康友知事>
「開山時期が梅雨の豪雨時期と重なりまして、我々も注意喚起していたんですけれども、山の天気が大きく変わる中で不幸な事故が起きたのは大変残念。さらにしっかりと登山に関する注意換気をしていきたい」

富士登山をめぐっては、山梨県側から登山していた都内の75歳の男性が山小屋で倒れているのが見つかり、7月23日、死亡が確認されました。山開き以降、静岡と山梨あわせて死亡は6人となりました。
静岡県の鈴木知事は「軽装での登山」や「夜通しで一気に山頂を目指す弾丸登山」などを控えるよう強く呼びかけました。