「ちょっと疲れた」猛暑の駅でぐったり 混乱から一夜明け東海道新幹線運転再開 乗客は目的地へ=JR浜松駅
東海道新幹線は7月22日朝の始発から通常通りのダイヤで運転を再開し、足止めとなっていた乗客が目的地へと向かいました。
<浜松で一泊した乗客>
「ホテルが全然取れなくて、すごく大変だった。帰りようがなかったから」
<浜松で一泊した乗客>
「きょうの新幹線の切符が買えたので、これから名古屋まで行って午後から仕事という感じ」
JR浜松駅では、22日朝、新幹線の始発列車を待つ人が改札の前に30mほどの列を作りましたが、通常通りのダイヤで運転を再開したことで混乱は見られませんでした。
<野田栞里記者>
「(22日)午後9時の浜松駅です。改札は入場制限がかかっていて、皆さん列になって入場を待っています。この行列は駅の外まで、500m以上の長さになっています」
東海道新幹線では、22日未明、保守車両同士の衝突事故が発生し、浜松駅と名古屋駅の間で終日、運転を見合わせました。
このため、浜松駅は大混雑となりました。
<東京から岐阜へ向かう予定の親子>
「お腹も空いたから、列も減ると思って、一旦列を外れてご飯食べて来たらさらに(列が)グルーって回ってて」
「ちょっと疲れた。新幹線の時からずっと立ってるもんね」
多くの人が密集する蒸し暑さの中、駅の混雑は夜遅くまで続きました。なお、JR東海によりますと、運転の見合わせによる影響は約25万人と見込まれるということです。
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