梅雨明けから猛烈な暑さへ…8月には“災害級”40度超えの暑さの恐れも【気象予報士解説】
静岡県を含む東海地方は7月18日に梅雨明け、今後の天気、そして、気になる暑さはどうなるのか、田中健太郎気象予報士が解説しました。
<田中健太郎気象予報士>
18日午前11時の雲の様子です。17日まで、静岡県付近に停滞していた梅雨前線が北上し、静岡県を含む東海地方がよく晴れたため、梅雨明けの発表となりました。前線が北上したのは南にある高気圧の勢力が強まったためです。
そして、この太平洋高気圧は8月にかけて、さらに勢力を強め、危険な暑さを静岡県にもたらしてしまいそうです。
18日は気象庁から最新の1か月予報が発表されました。8月19日にかけて、気温は平年よりも高い見込みです。1年の中で最も暑い時期に、平年よりも気温が高くなってしまうので、災害級の暑さ40度超えの暑さに注意が必要となるでしょう。
この先1週間先の気温の予想をみると、20日は、浜松市天竜と川根本町で35度を超す猛暑日、そして、21日から来週の木曜日にかけては、浜松市天竜、川根本町、静岡、三島すべての地点で35度超えが続いてしまいます。体力が削られるような暑さが続きますので、熱中症には十分気をつけてください。
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