7月16日未明に大雨となった静岡県掛川市は、一時「緊急安全確保」を発令しました。土砂崩れや倒木などの被害も確認されています。
梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、静岡県内では局地的に大雨となりました。

<野田栞里記者>
「掛川市千羽にあるこちらの住宅の裏山ですが、大雨の影響で地面が滑り落ちています」
一時「緊急安全確保」が発表された掛川市では土砂崩れが発生しました。
<被害に遭った家に住む人>
「午前4時半になったら裏山からドスンって音がした感じ」
掛川市板沢では倒木が道をふさぎ、作業員が撤去作業にあたりました。
降り始めから16日午前9時までの雨量は、磐田市で134ミリ、掛川市で122ミリなどとなっています。
引き続き、土砂災害などへの警戒が必要です。
交通機関にも影響が出ています。JR東海は東海道線の島田駅から浜松駅の間の上下線で午前6時24分まで運転を見合わせました。
16日午前11時50分現在も、上下で遅れが発生しています。