高温多湿、食中毒が心配な季節です。静岡県は7月12日、食中毒の予防につなげようと焼津さかなセンターで食品の温度管理などの一斉点検を行いました。
静岡県の中部保健所は気温が上がり食中毒が発生しやすくなるこの時期に、食品を扱う施設の点検を強化しています。
7月12日は焼津さかなセンターでマグロを販売する店など58店舗を一斉点検しました。保健所の職員は各店舗で冷蔵庫や冷凍庫の温度を確認し、食品の種類に合わせて温度管理が適切に行われているかチェックしました。
<静岡県中部保健所食品衛生班 杉本成子班長>
「食中毒菌は高温多湿が大好き。傷みやすい食品もあるので、買い物をしたら寄り道をせず家に帰って冷蔵庫に入れてください」
店側も食中毒を防ぐため衛生管理の徹底に努めています。
<カネトモ 小長谷基さん>
「万が一が出る前に食い止めないといけないので、手洗いは二度洗い。手洗いの徹底と、商品の温度管理を特に気を付けている」
県は家庭でもキッチンや冷蔵庫の清潔を保ち、食品の温度管理に気を配ってほしいと呼びかけています。