「大問題、健康被害起きる前に抑えたい」発がん性疑われるPFAS問題、市民団体が「考える会」発足=浜松市

浜松市の航空自衛隊浜松基地の周辺で、地下水などから発がん性が疑われるPFAS=有機フッ素化合物が国の指針値を超えて検出されたことを受け、この問題の理解を深めるための市民団体が発足しました。

<浜松PFAS汚染を考える会 聞間 元 共同代表>
「大問題になる前に、健康被害が起きる前に何とか抑えたい」

今回、発足したのは「浜松PFAS汚染を考える会」です。

浜松市中央区では、航空自衛隊浜松基地の周辺で河川や地下水などから国の指針値を超えるPFASが相次いで検出されています。

浜松市の調査では、これまでに合わせて55地点で指針値超えが確認されていて、最大では国の指針値の28倍の濃度を示した地点があります。

PFASは発がん性が疑われていて、浜松PFAS汚染を考える会は汚染の広がりを明らかにし除去の実現に向けた取り組みを進めていきたいとしています。

この団体は7月21日、PFAS問題に詳しい京都大学の名誉教授を招き、浜松市内で学習会を開催する方針です。

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