多くの観光客が訪れる静岡県伊豆の国市のロープウェイで巨大地震を想定した訓練です。6月12日、消防と民間が連携して乗客を救出し、誘導する手順を確認しました。
12日の訓練は、巨大地震でロープウェイのワイヤーが外れてゴンドラが停止し、乗客が取り残された想定で行われました。駿東伊豆消防本部の隊員がはしご車を使って乗客を救出し、伊豆パノラマパークの職員が助け出された乗客を誘導しました。
<駿東伊豆消防本部田方中消防署 佐藤典康消防司令>
「官民の中で顔を見せあって、顔の見える関係を構築していくことが大事」
<伊豆パノラマパーク 杉本繁則支配人>
「いつ起きても対応できるように繰り返し訓練を行うことで、訓練のための訓練ではなくて、有事の際に動けるための訓練につなげていきたい」
消防と伊豆パノラマパークは今後も連携していざという時のために備えたいとしています。