清水エスパルスの新ブラジル人コンビが徐々にチームにフィット!J1昇格に向け“助っ人陣”の躍動に期待

清水エスパルスのルーカスブラガ選手が3日の徳島戦で移籍後初ゴールを挙げました。「ホームで決められてうれしかった」と喜びましたが、チームが勝てなかったことには悔しさをにじませました。同じブラジル人助っ人のドウグラスタンキ選手は終盤に投入され、移籍後初出場となりました。

ルーカスブラガ、ついに初ゴール

移籍後7試合目でついに結果を出しました。前半5分、山原怜音の右CKからゴール正面で競り勝った高橋祐治選手がヘディングシュート。GKに防がれて混戦になり、最後はルーカスブラガ選手が押し込みました。

ゴールネットを揺らし、ベンチに駆け寄ってチームメートと喜びを分かち合ったルーカスブラガ選手。その後もスピードとテクニックを生かしたドリブルでチャンスメークしました。

チームは終了間際にPKを献上して引き分けに持ち込まれ、「ゴールを決めるだけでは良くない。勝利が絶対」と悔やみました。

「フィーリングは良くなっている」とコンディションは仕上がってきているようです。秋葉忠宏監督も「日本のフットボールや文化、食事、気候に、非常にフィットしてきたなという印象。元々持っている力はある。ゴールやアシストの数字で結果を示してくれることに期待している」と語りました。

ドウグラスタンキもピッチに

ドウグラスタンキ選手は後半アディショナルタイムに途中出場し、強靱(きょうじん)なフィジカルを生かしたポストプレーを試みました。今後よりチームにフィットしてくれば相手の脅威になりそうです。

シズサカ シズサカ

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