「タイムリミット設けず丁寧に説明」熱海土石流災害の被災地 用地買収6割に進む=静岡・熱海市
2021年7月に起きた静岡県熱海市伊豆山の土石流災害の被災地では、現在道路や河川の復旧工事が進められています。2月26日開かれた定例会見で熱海市の斉藤栄市長は、整備に必要な土地の用地買収について、現時点で6割となっていることを明らかにしました。
残りの用地買収について、斉藤市長は「個人の権利に関わることなので一定程度時間がかかるのはやむを得ない」とした上で、タイムリミットを設けず理解してもらえるよう丁寧に説明しながら交渉を進めていきたいとしています。
道路や河川の復旧事業は2025年3月末の整備完了を目指していますが、工事の遅れが指摘されていて、熱海市では2024年3月開催予定の伊豆山住民まちづくり懇話会で今後の見通しなどを明らかにしていくとしています。
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