モントリオール五輪の柔道無差別級金メダリストの上村春樹さんが1月27日、静岡県東伊豆町を訪れ、地元の小中学生を対象に柔道教室を開きました。
<上村春樹さん>「動かしてごらん。顔は動かさない。手首だけ」
柔道を教えているのは、1976年モントリオール五輪の柔道無差別級金メダリストで講道館館長の上村春樹さんです。
東伊豆町で活動する東伊豆柔道会側が講道館関係者を通じて、上村さんを講師として招きました。
上村さんは小中学生16人に手首の使い方や、重心の移動の仕方などを指導しました。
<小学5年生>「難しいところもあったけど、頑張ってついていって、技の練習を教えてくれて、ありがたく思います」
<上村春樹さん>「みんな、子どもたちは一生懸命でまじめに、きちんと聞いてくれる。素直さがうれしいですね」
最近は柔道人口の減少もあり、上村さんは全国の柔道教室を訪問して、子どもたちと触れ合う機会を増やしたいということです。