袴田巖さんの弁護団は西嶋勝彦弁護団長の急逝を受け、袴田さんを40年にわたり支援してきた小川秀世事務局長を新たな主任弁護人に選びました。

死刑が確定しながら、現在、静岡地方裁判所でやり直し裁判が行われている袴田巖さんの弁護をめぐっては、2024年1月7日に病気のため急逝した西嶋勝彦さん(享年82)が長年、主任弁護人を務めてきました。
刑事訴訟法は複数の弁護人がいる場合は主任弁護人を定めると規定していて、弁護団は新たな主任弁護人に袴田さんを40年にわたり支援してきた小川秀世事務局長を選び、静岡地裁に届け出たという事です。
一方で、後任の弁護団長は当面決めず、小川弁護士は報道対応などを担う事務局長を続けるということです。