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藤枝東が大量6ゴールで富士市立を撃破 エース湯山大輔は2発「もっと圧倒的な存在に」<静岡県高校サッカー新人戦・準々決勝>

サッカーの静岡県高校新人大会は1月21日、準々決勝が行われた。藤枝東は6−1で富士市立を下し、4強入りした。藤枝東は27日に愛鷹広域公園多目的競技場で行われる準決勝で浜名と対戦する。

ゴール前にドリブルで抜け出し、自身2点目を挙げる藤枝東の湯山大輔=アイスタ日本平

藤枝東のエース湯山「やるからには優勝狙う」

藤枝東が大量6ゴールで富士市立を撃破した。チームの攻撃を牽引したのはエースの湯山大輔。この日はトップ下、1トップとポジションを変えながら2ゴール。ゲームの組み立てに関わりながら非凡な得点感覚を披露した。

後半18分の1点目はゴール正面に走り込み、右クロスを落ち着いて蹴り込んだ。「いいボールが来たので決めるだけだった」

33分の2点目は左サイドでボールを奪い、ドリブルでペナルティエリア内に進入。飛び出してきたGKの動きを確認しながら右足で流し込んだ。

ゴールを決め、仲間の祝福を受ける湯山大輔(9)=アイスタ日本平


清水ジュニアユース時代はフォワードが“本職”だった。日本サッカー協会が全国の有望な中学生を集めて開催した「ストライカーキャンプ」に呼ばれたこともある「生粋の点取り屋」(鷲巣延圭監督)だ。

昨年は中盤右サイドが定位置。現在はチーム事情でトップ下に入ることが多いが、今も本人が希望するポジションはフォワード。自分が点を取ることを一番に考えているという。

新チームでは副主将に就き、この日はキャプテンマークを巻いてプレーした。「チームが苦しい時にゴールを決められるように。もっと圧倒的な存在になりたい。一番の目標は選手権だけど、新人戦でもやるからには優勝を狙う」。自分の力でチームを4年ぶりの頂点に導くつもりだ。

<鷲巣延圭監督>
この大会は勇気を持ってボールを動かすことを意識している。シュートを打つ回数、ゴールに向かっていく回数を増やしていくというテーマを持ってやっているので、6点取れたことを前向きにとらえたい。昨年のチームは個の力に頼る部分があり、そこに頼れなくなるとチームが崩壊してしまう恐れがあった。今年は飛び抜けた選手はいないが、全員ハードワークができて、誰が出ても変わらない。チーム内の競争も激しくなっている。新人戦も優勝するつもりで頑張りたい。

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