「被災した僕らが感じなきゃいけない」伊豆山地区の土石流被災住民らが募金活動 能登半島地震の被災者へ義援金=静岡・熱海市
能登半島地震を受けて静岡県熱海市では、伊豆山地区の土石流災害で被災した住民らが募金活動を行いました。
JR熱海駅前で募金活動を行ったのは、2021年7月の伊豆山地区の土石流災害で被災した住民や地域でボランティア活動をしているメンバーです。この日は地元の青年会議所と合同で義援金を募りました。
住民たちは熱海土石流災害で全国から支援を受けた経験から、能登半島地震の被災者のために義援金を募りました。
<伊豆山地区の被災者 中島秀人さん>
「被災っていうのは本当に長い時間かかるものだと思うんです。集めたものは義援金として被災者一人ひとりに手に渡るような形になればいいと思う」
<ボランティア団体・テンカラセン 高橋一美代表>
「被災者になった方々にどう届けるかを被災した僕らが感じなきゃいけないことだし、伝えなきゃいけないことだと思って、こういった行動に移させてもらいました」
募金活動は1月7日も行われる予定です。
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