日中の汗ばむ陽気から一転 …気温差は10℃以上か 寒暖差に注意 静岡県内は夜からぐっと冷え込む 気象予報士の田中健太郎さんが解説
11月24日の静岡県内は、各地で20℃を超えるなど気温が上がりましたが、夜から冷え込みがぐっと強まる見込みです。最高気温22℃を観測した静岡市の様子を気象予報士の田中健太郎さんが伝えます。
<田中健太郎気象予報士>
静岡市の東静岡駅の北口に来ています。すっかり日が暮れて、寒くなってきました。ダウンコートを着ていても、時々風が吹くと寒いなと感じるくらいです。
現在手元の温度計は、16.8℃を示しています。風がやや強く吹きますので、気温以上に寒く感じられます。紅葉したイチョウの葉っぱも頻繁に風に吹かれています。駅周辺ですので、人通りが多い時間帯もありますが、きょうはコートに加え、マフラーを巻いて歩いていた方も先ほどいらっしゃいました。
ただ、昼間は暑いくらいでした。昼過ぎの東静岡駅周辺は、11月下旬ですが、半袖シャツを着ていた方がいらっしゃいました。また、日差したっぷりで日傘をさして歩いていた方もいたほどです。最高気温は、静岡市中心部22.7℃、10月下旬並みで、季節逆戻りの暖かさ暑さとなりました。
昼間は半袖シャツの方がいましたが、現在夕方で既にコートが必要な寒さになっていて、明日の朝にかけては、さらに冷え込みが強まりそうです。
明朝にかけての静岡市の気温の予想です。昼過ぎまでは20℃を超えていましたが、明朝の最低気温は7℃の予想です。最高気温と最低気温の差が7℃以上になると、くしゃみなどが出る、寒暖差アレルギーを発症する方も出てくるとされています。ただ、今回はその差が倍以上、明日の朝にかけて14℃も気温が下がっていくでしょう。とても激しい気温の変化になりますので、コートを着たり、暖房をつけたりと、しっかり防寒をしてください。
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