今度は「サル」…三島市で目撃相次ぐ “目撃しても刺激しないで” 三嶋大社や楽寿園の近くでも=静岡
静岡県内で相次ぐ野生生物の目撃、今度はサルです。三島市では11月7日からの3日間、住宅が多く立ち並ぶ中心部でサルの目撃情報が相次ぎました。
三島市には、7日から9日にかけて、3件のサル目撃情報が寄せられました。
<金原一隆記者>
「きょう三島市でサルが最後に目撃されたのは、楽寿園のすぐ南にあるお寺の墓地です。墓参りに来ていた女性が物音に気づき振り返ると、小学1年生の児童くらいの大きなサルがいました」
目撃した女性によりますと、9日午前10時頃、三島市泉町のお寺の墓地に小学1年生の背丈ほどある大きなサル1頭がいたということです。
女性は様子を見ているとサルは隣の建物のひさしに上がって、建物の間を西に移動し、姿が見えなくなったということです。
<金原一隆記者>
「目撃した女性によりますと、サルはお墓の花立てのあたりを触っていたということです。見てみると4つある花立てのうち一本が抜けて下に転がっています」
サルは、女性に対して威嚇することなどはなかったということです。
このお寺から700mほど東にある三嶋大社では8日、社務所の西側で職員がサル1頭を目撃しました。
三島市では今のところ、住民への被害などが確認されていませんが、目撃された付近の住民には、サルを目撃しても刺激しないよう呼びかけています。
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