
「残念な場合は裁判で」“タケノコ発言”で懲罰の沼津市議 静岡県の川勝知事に取り消し求める審決を申請 徹底的に争う姿勢
いわゆる「タケノコ発言」で静岡県の沼津市議会から懲罰を受けた市議が、この処分を不服として知事に対し、懲罰の取り消しを求める審決を11月1日に申請しました。

<江本浩二沼津市議>
「よろしくお願いします」
タケノコ発言をめぐる舞台が沼津市議会から静岡県庁へと移されました。

沼津市の江本市議は、9月の市議会で「市の土地でタケノコを採り、販売して利益を得ている」という趣旨の発言をして、懲罰特別委員会で「陳謝」が科されましたが、江本市議が拒否したため「1日の出席停止」の処分となりました。

しかし、江本市議は懲罰を不服として、11月1日県庁を訪れ、川勝知事に対して「陳謝」と「出席停止」の処分の取り消しを求める審決の申請をしました。

<江本浩二沼津市議>
「望む決定をしていただくことを信じてやっていく。しかし、残念な決定がされた場合は裁判でやっていく」
申請後、江本市議は、裁判を視野に入れていると話し、徹底的に争う姿勢を示しました。県は今後、審決申請書の確認を行ない、審理の手続きを進めるとしています。
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