
清水ジュニアユースは得点数の差で惜しくも優勝ならず〈スルガカップ静岡国際ユースU-15サッカー大会〉
清水ジュニアユース−JFAアカデミー福島 先制点を挙げて喜ぶ清水ジュニアユースの安本桜亮(手前中央)=エコパスタジアム
スルガカップ2023静岡国際ユース(U-15)サッカー大会(静岡新聞社・静岡放送後援)最終日は9日、エコパスタジアムで2試合を行った。JFAアカデミー福島、全北現代モータース、清水ジュニアユースの3チームが2勝1敗で並び、得失点差と総得点で優勝はJFAアカデミー福島、2位清水ジュニアユース、3位全北現代モータースとなった。静岡県代表は3敗で4位。
最終日は清水ジュニアユースが2−0でJFAアカデミー福島を下した。静岡県代表は0−1で全北現代モータースに敗れた。
〈9日の結果〉
清水ジュニアユース 2−0 JFAアカデミー福島
全北現代モータース 1−0 静岡県代表
〈8日の結果〉
JFAアカデミー福島 4−2 静岡県代表
全北現代モータース 2−0 清水ジュニアユース
〈7日の結果〉
清水ジュニアユース 3−1 静岡県代表
JFAアカデミー福島 3−1 全北現代モータース
清水ジュニアユース、アカデミー福島に2-0
清水ジュニアユースはJFAアカデミー福島から前後半に1点ずつ奪い、快勝した。清水は前半19分にDF安本桜亮がコーナーキックを頭で合わせて先制。前半26分に福島の選手が一発退場すると、清水はさらに攻勢を強め、後半17分にFW渡辺怜央がこぼれ球をけり込んで突き放した。
〈清水ジュニアユース DF安本桜亮〉
「無失点で抑えられて良かった。体の大きい選手に対して、体を張ることを意識していた。
(CKからの先制点は)キッカーの足木選手が精度の高いボールを蹴るので、DFの間に思い切って入った。相手の福島は2勝していたので、自分たちは負けられないと思って戦った。12月の全国大会は一発勝負のトーナメントなので、確実に勝つ力をつけていきたい」
〈清水ジュニアユース FW渡辺怜央〉
「監督から『点を取ってこい』と言われて入って、得点できて良かった。海外チームとの対戦は初めてで、良い経験になった。韓国のチームはガツガツ来て、日本のチームとは違った。自分はドリブルに自信を持っているけれど、今回はそれを出せなかった。自分よりフィジカルが強い相手にどう出すかが課題だと思う」
〈清水ジュニアユース 渡辺誠監督〉
「相手が早い時間に退場したこともあるが、ボールを動かして、選手の距離間やテンポも悪くなかった。今大会は12月の全国大会に向けて、どれだけ選手がやれるかを試す場と位置づけて臨んだ。選手それぞれのできること、足りないことを確認できた。もう少しチャンスを決めきらないといけない。攻撃の質をもっと上げていきたい」


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